2007年11月

2007年11月25日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその7 ミュスカ・ド・フロンティニャン

 さて、最後に紹介するラングドックワインはミュスカ・ド・フロンティニャンというデザートワインです。AOCはVIN DOUX NATUREL(ヴィン・ドゥ・ナチュレル)。またはミュスカ・ド・フロンティニャン。ぶどう品種はミュスカ(マスカット)。このワインはとても甘いです。しかしそれは天然の甘みともいえます。それは、発酵期間中にアルコールを加えると、度数が上がることにより(14度以上)発酵活動が止みますがそのおかげで果汁に含まれている糖分がアルコールに変化することなくそのまま残るからだといわれています。
 

 このような甘口ワインに合う食べものは果物や青カビ系チーズだといわれていますが、実際にチーズを食べながらこのワインを飲んでみるととてもおいしかったです。具体的にいうと青カビ系チーズを柿に載せて柿の甘みが青カビの塩っぽい味をまるーくしてくれて、そこでこの甘いワインを飲むと不思議な旨味連鎖がおきて、甘いはずなのにすっきりとしたあと口で、どんどん飲めておいしかったです。ミュスカ・ド・フロンティニャン

 それでは、これにて先月31日に行いましたラングドックワインセミナーを終わります。



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2007年11月24日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその6 ドメーヌ・ド・バロナーク2003

 ラングドックワインその6はドメーヌ・ド・バロナーク2003という赤ワイン。AOCはラングドックワインその3の白ワインリムーオータン2001と同じくLIMOUX(リムー)。ぶどう品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネフラン、グルナッシュ、シラー、マルベックとこれまた多品種ですが、シャトー・ムートンとジョイントで作られているのでナ・ル・ホ・ドです。今回紹介した赤ワインの中では最も濃く、とてもなめらかで素晴らしいワインだと思いました。グラスを傾けてもゆっくり垂れます。とにかく濃いんですよ。

ドメーヌ・ド・バロナーク2003

 

 それでは、次回はラングドックワインその7(最終)をお送りします。

 

 

 

 

 

 



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2007年11月23日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその5 ドメーヌ・マティバ2004

ラングドックワインその5はドメーヌ・マティバ2004という赤ワイン。AOCはドメーヌ・マティバ2006と同じMALEPERE(マルペール)。ぶどう品種はメルロー50%、カベルネフラン40%、カベルネ・ソーヴィニョン10%。ラ・モンディエールよりも一層力強いワインです。が、軽く冷やして飲んでもいいのじゃないかナとも思いました。

 

ドメーヌ・マティバ2004

 

 

 それでは、次回はラングドックワインその6をお送りしたいと思います。



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2007年11月22日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその4 シャトー・ムーラン・ラ・モンディエール2005

 ラングドックワインその4はシャトー・ムーラン・ラ・モンディエール2005という赤ワイン。AOCはCORBIERES(コルビエール)。地図で見ると南でかなり広い。ぶどう品種はシラー、グルナッシュが主なものですが値段のわりに濃くておいしいと思いました。ラベルのデザインも個性的で、力強いワインでお値打ちワインだと思います。シャトー・ムーラン・ラ・モンディエール2005

 

 それでは、次はラングドックワインその5をお送りしたいと思います。



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2007年11月21日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその3 トック エ クロシェ リムーオータン2001

 それでは、今日はラングドックワインセミナーで使ったワインその3。

 トック エ クロシェ リムーオータン2001ラングドックワインその3はトック エ クロシェ リムーオータン2001。AOCはLIMOUX(リムー)。ぶどう品種はドメーヌ・マティバ2006と同じくシャルドネ100%。ただ飲んでみると、ドメーヌ・マティバ2006よりもぶどうが濃いと思いました。酸味もシャキっとしているからかな。畑を含む全ての環境、テロワールがちがうからあたりまえだが作り手が異なると同じ品種のぶどうでできているワインが全くちがう風に思えるところが面白いと思いました。

 それでは、次回はラングドックワインその4をお送りしたいと思います。



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2007年11月18日

ラングドックワインセミナーで紹介したワインその2

 それでは、ラングドックワインの紹介に参ります。次はドメーヌ・マティバ2006という白ワインです。

 AOCはCOTE DE MALEPERE(コート・デュ・マルペール)です(AOCのことは11月11日(日)に書いたので参照してみてください)。

 マルペールはリムーの北、どちらかというとフランス西部に位置しています。「南フランスのワインですがシャルドネの持つ香気・爽やかさが北の地方のワインのように上品に表現されている」とマダム櫻子は言っています。実際にぼくも飲んでみて上品さというものがよくはわからないけれども、スッキリした爽やかな感じを覚えたので、そのように感じました。

ドメーヌ・マティバ2006

 詳しくはコチラ←クリックしてね

 

 

 

 また、ティスティングしてみると、飲んだ後に口の中に旨味が感じられます。白身の魚や貝・イカなどの甘味・旨味の濃い味のものには塩を少々かけただけで、このワインとあわせると、更に魚とワインの両方の旨味がアップすると思いました。

 



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2007年11月15日

ボジョレー・ヌーヴォー2007年解禁

 先日から10月31日(水)に和ダイニング「やおき」さんにて紹介したラングドックのワインをとりあげていましたが、今日は本日解禁ということもあり、毎年恒例のボジョレー・ヌーヴォーを紹介します。

 当店には5種類あります。まず、1つめは今年の本命「ドメーヌ・デュ・ビュイロン」、ドメーヌ・デュ・ビュイロン2つめは「ルシャ・ルージュ」、ルシャ・ルージュ3つめはこだわってヌーヴォーに取り組むきっかけとなり15年以上前から七尾の皆さまにおなじみになっていただいた「ルイジャド・プリムール」、4つめはこちらも「ルイジャド」ですが、今年初めての「マコン・ヴィラージュ・プリムール」、最後にこちらも毎年恒例のドイツの白ワイン「デアノイエ」となっております。デアノイエ

 ところで、先ほどからよく出てくる「プリムール」ということばは新酒のことを表しています。つまりヌーヴォーのことです。なお、1つめから3つめまでのワインには「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」という名称が付きます。  

 以上で2007年のボジョレー・ヌーヴォーの紹介を終わります。ボジョレー・ヌーヴォー勢ぞろい

          



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2007年11月14日

ラングドックセミナーで紹介したワイン その1

 それでは去る10月31日(水)に和ダイニング「やおき」さんで使用したラングドックワイン(全部で7種類あります)を紹介します。

 まず、最初のワインはブランケット・アンセストラルというスパークリングワインです。AOCはBlanquette Methode Ancestrale(ブランケット・メトード・アンセストラル)です(AOCのことは11月11日(日)に書いてありますので参照してみてください)。

 ブランケット アンセストラル

 ブランケットはブランケット地方のことを表し、メトードは英語のmethodeと同じく方式や方法を表し、最後のアンセストラルはこれも英語のancientと同じ意味だと思うのですが古いとか古代の、とかを表しています。つまり古い時代の製法で造られたブランケット地方のスパークリングワインを意味しています。

甘さを感じるスパークリングワインです。デザートワインとしても使えます。

 また、アルコール度数も6〜7%しかないのでアルコールに弱い方にもおすすめです。八百屋さんでラ・フランスをよく見かけます。甘くて少しとろみのある熟したものと一緒に飲んでもおいしいと思います。

ブランケット アンセストラル



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2007年11月11日

AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ)とは?

 前回、ラングドック地方はワイン文化発祥の地であるが発祥の地であるにもかかわらずその評価はあまり高くはなく1980年代頃からAOCの認定がどどっとおりだしたのですが、そもそもAOCとは何でしょうか。今日はそのことをとりあげたいと思います。

 AOCはAppellation d’Origine Controleeの略で原産地呼称統制法のことを表しています。アパラシオン・ドリジーヌ・コントローレといいます。

 それはワインだけに限らず、フランスで生産されたチーズなどにもAOCは使われています。AOCを名乗るときにはたくさんの条件をクリアしなければならず、フランス政府が「たしかに○○のものです」と太鼓判を押してくれる安心マークです。

 さて、それではここで3種類のワインのラベルを紹介します。いずれもラングドック地方のワインです。そのラベルにAOCが表示されているのです。

appelletion limoux controlee

左のワインはトック・エ・クローシェ・リムオータンというワインですがLIMOUXの下にAPPELLATION LIMOUX CONTROLEE と表示されています。

ちょうどd’Origineのところに産地名が表示されています。LIMOUXはリムー地方を表しています。

 

 

 

appelletion corbieres controlle

次はシャトー・ムーラン・ラ・モンディエールというワインです。

やはりd’Origineのところに産地名が表示されています。こちらはコルビエール地方を表しています。

 

 

 

 

さて、このワインはどうでしょうか。ミュスカ・ド・フロンティニャンというとても甘いデザートワインですが、appelletion d'origine controleeこの商品だけd’Origineのところはd’Origineのままです。

 

 

 

 

 

 

なぜでしょうか?一体どこで造られているのでしょうか?

ところで、ぼくなどは最初はそうだと思っていたのですがミュスカ・ド・フロンティニャンはミュスカデとは関係がありません。ミュスカデはロワール地方の代表的な辛口ワインで使用ぶどう品種ミュスカデールからきた名前です。一方、ミュスカはマスカットのことを表しており、ミュスカデとは全然ぶどう品種が違いますし、仕上がるワインのタイプも正反対の甘口だからです。

さて、次回からはラングドック地方のワインを紹介します。

                                               



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2007年11月07日

ラングドックセミナー 〜地中海の風にのって〜

地理の説明をするマダム櫻子去る10月31日(水)19:00〜21:30ラングドックワインセミナーは和ダイニング・やおきというところで行われました。

セミナーは講演(講師:マダム櫻子)30分、和食とラングドックワインのコラボレーションを楽しむ会90分で構成されていました。

それではまずは講演の方から参りたいと思います。

前回も言いましたがラングドック地方は南フランスにあり、東はニーム、西はフィトーに及ぶ乾燥した地域です。決して肥沃な土地ではありませんが、全体的に起伏に富み様々なワインが生み出されています。

さて、9月24日(月)にワインの起源についての記事がありますが、簡単に言いますと、チグリス=ユーフラテス川流域の遊牧民がワインを発見し、それを交易商人フェニキア人によってマルセイユにまでもたらされましたが、そのような背景もあってかラングドック地方はローマ人によってワインがもたらされフランスにおけるワイン文明発祥の地となったのです。

みなさん、熱心です

 

 

 

 

また古代より政争・宗教の対立があり、遺跡もたくさんあります。しかしワイン文化発祥の地であるにもかかわらず評価はあまり高くなくAOC(アペラシオン・コントローレ)の許可は1980年代になってからどどどっとおりだしました。

それは産地毎の魅力を売るのではなく品種毎の魅力を売ることに方針転換をし世界中にぶどうの個々の魅力を発信し、大成功したことに大きく起因していると思うのです。

そういえば、今ではお馴染みになったカベルネ・ソーヴィニョンとかガメイ、シラーとかの名前がラベルにくっきり書いてあるのを見だしたのは、そんなに昔ではなかったなあと思います。ぼくがアルコールに全く触ることのなかった15年位前、その頃から大きく大きくラングドックは変わってきたのです。

というわけで、本日はこれまでです。

ご満悦の参加者一同です



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